警備隊員安全大会 第3回~第7回のご報告

第3回 1/21 17:00~21:00 労働災害実例から学ぶ 1回目

【事例1】工事現場で車両の誘導中に第三者運転の自転車を避けようと後ずさりをしたところ、縁石につまずき転倒し足首を捻挫した。

(70歳代 男性 休業日数30日間)

【事例2】工事現場の規制帯を設置するため、カラーコーンを並べようと一度に多くを

持ち上げた際、腰を痛めた。

(70歳代 男性 休業日数21日間)

【事例3】歩行者が誤って作業帯内へ入り込んだ為、作業帯の外へ誘導していたところ、路面掘削中の約10cmの段差で足首を捻り、骨折した。

(60歳代 男性 休業日数21日間)

第4回 1/28 17:00~21:00 労働災害実例から学ぶ 2回目

【事例1】列車見張り業務の為、線路内へ入ろうとフェンスを乗り越えようとして堕落し、足を打撲した。

(50歳代 男性 休業日数30日間)

【事例2】交通誘導中、停止の合図を無視した車を避けきれず、頸椎を捻挫した。

(50歳代 女性 休業日数90日間)

【事例3】工事現場から工事車両を退場させる際、身体が車道に出たところ右側から走行して来た車と接触し骨折した。

(40歳代 男性 休業日数40日間)

第5回 2/8 17:00~21:00 労働災害実例から学ぶ 3回目 

【事例1】工事で停車中のトラックの後ろに立って交通誘導したところ衝突してきた乗用車とトラックの間に挟まれた。

(60歳代 男性 死亡)

【事例2】高速道路上で故障車対応作業の後方警戒業務を行っていたところタンクローリー車にはねられた。

(50歳代 男性 死亡)

【事例3】トンネル工事現場の交通誘導員として所定の作業場所である出入口付近に移動中に走行中のダンプカーに接触した。

(70歳代 女性 死亡)

※事故事例は新宿労働基準監督署の労働災害発生状況の説明より引用致しました。

第6回 3/1 17:00~21:00 警備員が有罪判決になった交通事故 1回目

2012年 川崎市内の信号機のない市道交差点での水道工事中に発生した「乗用車と3歳男児を連れた母子」が被災した事故で乗用車と歩行者の双方に進行の誘導した警備員に有罪判決が下った件について

第6回 4/11 17:00~21:00 警備員が有罪判決になった交通事故 2回目

2016年 北九州市八幡区の県道での片側交互通行の現場で、30歳代男性の運転するバイクと反対方向から来た50歳代男性の運転するバイクが衝突し30歳代男性が死亡、50歳代男性が頭部打撲等の怪我を負った事故で警備員に有罪判決が下がった件について

以上11の事例について防止対策と、その特徴の現行法による可否において、隊員相互が熱い激論を交わしました。

第8回 警備隊安全大会 4/20 17:00~21:00

弊社近くの公民館会議室をお借りして安全大会を開催いたしました。

今回のテーマは「今、目の前で人が倒れたらどうするか?」人道上の観点と医師法との狭間で揺れるこの間について、法に言う「医行為」とは何か? 我々の「人命を救いたい想い」でどこまで処置が可能なのか?その限界を巡り熱い議論がなされました。